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SUZUKI Bandit

Bandit1250/S ABSは2007年に発売された。それまでに発売されていた、スズキ伝統の油冷エンジンを搭載したBandit1200/Sの外観はそのままに、新開発の水冷エンジンを搭載したモデルである。エンジン以外の外観はそのままであるが、ダウンフレーム径を従来型よりも10%大径化している。

この水冷エンジンは、従来の油冷エンジンに比べストロークを5mm拡大したもので、排気量は従来の1156ccよりも98ccアップの1254ccとなる。最大トルクは107N・m(10.9kg・m)となり、これを従来型よりもさらに低回転となる3500rpmで発生させることとなった。また、二次バランサーが搭載され、騒音や振動を低減させ、よりスムーズなエンジンフィールを得ている。

エンジン水冷化に伴い、従来のキャブレター方式からインジェクションに変更されている。このインジェクションシステムにはSDTV(Suzuki Dual Throttle Valve)が搭載されており、ライダーのスロットル操作に対して、理想的な吸気速度を補助的に制御し、リニアなスロットルレスポンスと共に、排出ガスの低減に貢献している。

トランスミッションはエンジン水冷化にあわせて6速となった。全体のギア比は従来型から再設定されているが、高速巡航時のエンジン回転数を低減している。

また、このモデルから、国内販売のモデルに限っては、ABS搭載が標準となった。ABS検出部はアクティブセンサーとし、センサーローターはプレート式を採用している。

GSF1200/S/S-ABS・Bandit1200/S
SUZUKI Bandit1200.jpg

GSF1200は1995年に発売された。低回転域のトルクの重厚さを売りにした車両であり、4000回転で最大トルクを発揮する強力なエンジンを搭載している。海外ではBandit1200の車名で輸出されていた。国内ではモデルチェンジとして発売されたイナズマ1200を挟み、2000年に再びモデルチェンジを受けてバンディット1200として発売されることになった。なお共に型番「S」のハーフカウル仕様もある。また、GSF1200Sには、二輪車には当時珍しかったABS搭載車種も存在した。

当車には白バイ仕様(形式はBC-GV75C、車名もバンディットではなくGSF1200P)も存在しており、ハーフカウル仕様のGSF1200SのABS仕様をベースモデルとして、専用カウル、速度取締メーター、SMPスイッチ、サイレン、パトライトの取り付けやサイドパニアケース、大型エンジンガード、大出力オルタネーター、警察無線用機材等の専用部品の装着が行われている。2004年の千葉県警察を皮切りとして、警視庁を中心に各道府県警においても、旧型のVFR750P(RC35)の置き換えとして導入が進んでいる。都道府県によっては導入数は現在の主力車種であるVFR800P(RC49)に並ぶほどとなっている。

なおスズキは2004年8月6日に国土交通大臣へ対しGSF1200Pのリコールの届出を行っている。リコール内容はスピードセンサーパネル圧入不良。

* 2000年3月発売
o 形式 BC-GV77A
o フレームナンバー GV77A-100001〜
o 機種番号 GSF1200Y(ネイキッド) / GSF1200SY(ハーフカウル)
o カラー ソニックシルバーメタリック(YD8) / ダークスペースブルー(Y7H)

* 2001年11月発売
o 形式 BC-GV77A
o フレームナンバー GV77A-101226〜
o 機種番号 GSF1200SK2
o カラー ソニックシルバーメタリック(YD8) / ダークスペースブルー(Y7H)

* 2003年2月発売
o 形式 BC-GV77A
o フレームナンバー GV77A-101630〜
o 機種番号 GSF1200SK3
o カラー ソニックシルバーメタリック(YD8) / パールディープシーブルー(YAR)

* 2003年10月発売
o 形式 BC-GV77A
o フレームナンバー GV77A-101859〜
o 機種番号 GSF1200SK4
o カラー ソニックシルバーメタリック(YD8) / パールディープシーブルー(YAR)

* 2004年7月発売
o 形式 BC-GV77A
o フレームナンバー GV77A-102101〜
o 機種番号 GSF1200SK5
o カラー ソニックシルバーメタリック(YD8)

* 2005年1月発売
o 形式 BC-GV77A
o フレームナンバー GV77A-102284〜
o 機種番号 GSF1200ZK5
o カラー グラススプラッシュホワイト/パールスズキディープブルー(LR5)

* 2006年3月発売
o 形式 BC-GV79A
o フレームナンバー GV79A-100001〜
o 機種番号 GSF1200K6/SK6
o カラー パールネブラーブラック(YAY) / キャンディインディブルー(LR5)

* 2006年9月発売
o 形式 BC-GV79A
o フレームナンバー GV79A-100626〜(SAK6) / GV79A-100636〜(AK6)
o 機種番号 GSF1200AK6/SAK6
o カラー パールネブラーブラック(4CX)

2006年にフルモデルチェンジを行ない、全体的に扱いやすさを優先させたデザインとなり、「S」については風防のデザインが大幅に変更された。なお9月に「油冷エンジンを搭載した最終モデル」と公式発表した油冷ファイナルエディション(GSX1400も同様の特別仕様車をイギリスに導入している。ただし日本には導入されていない)を発売している。これはEUの排ガス規制であるユーロ3に油冷エンジンが適合できなくなったためだと言われている。専用装備としてABS、金色のホイール、専用エンブレムが奢られている。

GSF750
SUZUKI GSF750.jpg
GSF750は1995年に発売された。4ストローク油冷4気筒のエンジンをダブルクレードル構造のフレームに搭載しており、大型自動二輪車クラスのバンティッドシリーズにおいて構造的にスタンダードな車両であったが、教習車仕様なども作られたものの販売面では芳しくなくなかった。  

Bandit600/S・Bandit650/S
SUZUKI Bandit600

Bandit600はGSFシリーズをベースとした輸出仕様車で、2004年に排気量を拡大しBandit650としてモデルチェンジされた。型番「S」はハーフカウル仕様である。

Bandit250/V・Bandit400/V/V Limited/VZ
SUZUKI Bandit400
SUZUKI Bandit400.jpg
バンティット250・バンティット400はネイキッドバイクの新しいシリーズ車種として1989年に発売され、4ストローク水冷4気筒エンジンを、パイプを強調したダイヤモンド構造のフレームに搭載していた。

250cc・400cc共に1995年フルモデルチェンジを受けたが、通算10年以上発売されロングセラー車種となった。なお型番「V」は可変バルブ機構を持つVCエンジンを搭載した車両である。

* バンディット250 - 1989年〜1995年が初期型。1995年〜199x年が後期型。
* バンディット250V - 1995年〜200x年。後期型。VCエンジン搭載。

* バンディット400 - 1989年〜1995年が初期型。1995年〜199x年が後期型。
* バンディット400V - 1989年〜1995年が初期型。1995年〜200x年が後期型。共にVCエンジン搭載。
* バンディット400V Limited - 1992年〜1995年。初期型。 VCエンジンとロケットカウル搭載。
* バンディット400VZ - 1995年〜200x年。後期型。 VCエンジンとビキニカウル搭載。
タグ:bandit SUZUKI GSF750
posted by マルメン侍 at 03:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | SUZUKI バイクカタログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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